SDGs 社食宣言『お米を知る・学ぶ・楽しむ』

大手企業の社員食堂担当者がお米について学び、その美味しさを堪能しながら企業の枠を越えて交流を深めるこのイベントには、三菱地所㈱、㈱大塚製薬工場、㈱NSF エンゲージメント、㈱資生堂、セガサミーホールディングス㈱、オーエスジー㈱、積水ハウス㈱、プライムナンバー㈱、社食運営会社から20 名が参加しました。

「おコメ食べて笑おうプロジェクト」を代表して全農から、食料安全保障の観点から日本の食料・穀物をめぐる状況、生産費と生産者米価の比較から再生産性確保の重要性、お米の魅力などを説明し、日本の食料生産基盤を維持できるか否かは「消費者の選択」にかかっていることを提起しました。
また、企業対抗利き米「闘米（TOUMAI）」（進行：積水ハウス㈱）を行い、食味の特徴が異なる５種類のお米（新潟県産「新之助」、北海道「ゆめぴりか」、富山県産「富富富」、長野県産「風さやか」、ブレンド古古米）を食べ比べて、お米の特徴を楽しく学びました。

今、日本の地方は、一次産業の衰退を追従するように高齢化と人口減少に苛まれており、結果として交通・観光・自動車・エネルギー・通信・地域産業などのビジネス、更に伝統文化・生物多様性・国土保全・国防・食料安全保障などに影を落としています。
私たち「おコメ食べて笑おう」プロジェクトは、国民一人一人が、お米をはじめとした日本の食材、日本で産出される木材等を積極的に選択し、適正価格で消費することを推奨することで、循環型社会を実現していきます。